明け方ブルー

言うなれば燻り系女子の雑記

【感想】「夫のちんぽが入らない」

 

 

 お客様にも店員にも衝撃を与える書籍が発売されました。その名は

「夫のちんぽが入らない」

  

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

 

 

 私なんかはさらっと声に出してしまうのですが(内容からしても面白がって(?)扱われているわけではない為)、お客様は戦々恐々、私が読み上げるから尚更戸惑われてしまい、とても反省した上でこっそり持ってきてサッとお会計することにしました。読んだら恥じらいなんてなくなります。だってちんぽによる超大作ですよ。こう表現するとちんぽっていうパワーワードだけで内容がかき消されそうですが、とにかく官能的でエロスな世界を想像した人は絶対に買わないほうがいい、回れ右。

 

特設サイトでは注文書と試し読みがあります↓

www.fusosha.co.jp

 

 

今やタイトルのインパクトを含め、注目の書籍の一つだと思います。私みたいに、帯を読んでサッとレジに出し、カバーをかけて家に帰ればいいだけです。大抵ノンフィクションや、話題書のコーナーにいるでしょう。

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 この話は、いや、物語と表現してもいいと思います。 ただ、ちんぽが入らないだけの夫婦の話です…じゃ説明しきれないですね。

 

私にも過去、「ちんぽが入らない」人がおりましたが、それきり気まずくなって、自然消滅でした。ただ、「入らない」ことはあります。じゃあその問題に半生を費やすかと言われると…。雑誌にも載らない特殊な悩みだからこそ、2人が浮き彫りになってどんどん読み進めてしまいます。

読了後から題名を含めた「ちんぽ」と用いること、口に出すことに恥じらいは一切ありませんでした。筆者の半生が綴られる中で、ふいに「夫のちんぽが入らない」というパワーワードを目にすると、段々、慣れてくるといいますか、いや、この作品に関してはね。茶化すものでも、治療を推奨するなど一般的な解決策を述べるものでもなく、2人しかいない世界の中で、ひたすらに「ちんぽが入らない」よくあるあ…ねーよ。という中で過ごして、いろんな世間一般の風に当たったりして、2人にとっての今に繋がる話です。

内容が頭の中にするっと入ってきてすごく読みやすいので、感想を書くとほとんど内容を書いてしまいそう。

 

 ところで、何故この書籍が発売前から話題となっていたのかは、この作品が発表されてからの反響によるものです。ついに、待望の、と枕詞になるくらいのものです。私は購入してから知りましたが…

 

この作品自体はエッセイ、そしてノンフィクションとして、同人誌「なし水」として発行されていたものを書籍化したもの。筆者の後書きを読む限りでも、周囲の協力について触れています。

 

例えばこの曲とか。


cero / Orphans【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

blog.livedoor.jp

 

筆者ブログ「塩で揉む」を含め、インスパイアされて出来た曲がある。このタイトルをひとえに卑猥と片付けて遠ざけてしまうことは簡単だし、読んだ気になることもできてしまう。

 

それでも、どうかちんぽから始まりちんぽで終わる作品が、広く様々な解釈を持って読まれることを、微力ながら応援させていただきます。

 

私は大丈夫です。

きっとどこの書店でも。

レジに持って来ていただいて、大丈夫です。

数多の成人向け書籍を真顔でレジに通しておりますが、

なにも怖いことも恥ずかしいこともそこにはないのです。

卑猥なアレでも、隠語でも違うんです

ちんぽだからこその作品です。

このハードルは高いようで案外余裕です。

どうか担当者に「ちんぽが売り切れた」と言わせてください。

 

…そこは違うか。

 

 

yurerukareru.hatenablog.com